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大分県内で記録的暖かさ 12月の夏日は観測史上初

大分市でも25度の夏日を観測した(JR大分駅府内中央口広場で、4日15時ごろ)

大分市でも25度の夏日を観測した(JR大分駅府内中央口広場で、4日15時ごろ)

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 南から暖気が流れ込んだ影響で12月4日の大分県は記録的な暖かさとなり、国東市国見で27.0度を観測したほか、大分市など3カ所で25度を超えた。大分県内で12月に夏日となるのは観測史上初。

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 大分地方気象台によると、日本東方に勢力の強い高気圧があり、日本海側の低気圧に向かって暖かい湿った空気が南から流れ込んだため季節外れの暖かさとなったという。

 午前中から気温がぐんぐん上昇し、国東市国見で11時44分に最高気温を記録したほか、豊後高田市で26.3度、中津市で25.7度を観測。大分市は14時21分に平年より10.4度高い25.0度に達した。

 大分市のJR大分駅付近では、雨間を縫って日が差す時間もあり、上着を脱いで手に持って歩く市民や、腕まくりをした観光客の姿が見られた。大分市内の男子学生は「気付いたらじんわり暑くなって自然と脱いでいた。それでもこの時期に25度は信じられない。そこまで暑さは感じない」と驚いた表情を見せていた。

 同気象台の予報では、5日は曇りで雨が降る所があるが、次第に高気圧に覆われて晴れる見込み。大分市の朝の最低気温は15度、日中の最高気温は19度と予想している。

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