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春待つ大分県の県鳥メジロ、自身の「ダウン」で「暖」

体を膨らませて寒さをしのぐメジロ(大分県護国神社で、2月21日11時50分ごろ撮影)

体を膨らませて寒さをしのぐメジロ(大分県護国神社で、2月21日11時50分ごろ撮影)

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 2月も下旬を迎えたが、大分市は冷え込む日が続いている。県鳥のメジロも体を膨らませながら梅の枝に止まり、目の前の春を待ちわびている。

梅の花の間を飛び交うメジロ

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 メジロは小型の草色の鳥で、目の周囲の白い輪が特徴。昆虫などを食べるほか、花の蜜も吸う。大分県では1966(昭和41)年に県民の声を基に県鳥に決定した。

 大分県護国神社には県花・県木の「豊後梅」など約200本の梅の木が植えられている。2月下旬から順に花を咲かせ、メジロたちに「楽園」として開放する。

 2月21日の大分市の日中の最高気温は7.5度。午前中から暖かな日差しが降り注いだが、時折吹き付ける風はまだ冷たい。メジロも羽の間に空気の層を作りながらブルリ。

 大分地方気象台によると、22日は高気圧に覆われ概ね晴れの予報。大分市の予想最高気温は8度。

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