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大分市内に麺と辛口料理店「ピカンテ」 繁華街の新たな深夜食堂に

牛すじのうま味が利いた「黒肉麺」

牛すじのうま味が利いた「黒肉麺」

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 大分市の中心街に3月16日、麺と辛い料理を提供する「Picante(ピカンテ)」(大分市都町3、TEL 097-532-6959)がオープンした。

落ち着いた空間のピカンテ

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 別府出身の藤原邦浩さん(43)が「深夜食堂」をコンセプトに営む同店。牛すじのうま味を生かした麺類や唐辛子を使った「ピリ辛」料理などを提供する。

 看板メニューの「黒肉麺」(680円)は、トロトロの角切り牛すじとおろしショウガ、牛筋と魚介から取ったダブルスープが特徴。麺は中華そば、うどん、そばから選べる。「元々はうどんをベースとした小倉発祥のご当地麺。博多では新しい麺文化としてすでに人気になっている」と藤原さん。「甘めのスープと牛すじのコク、ショウガの爽やかさがマッチしたパンチの利いた一杯」と言う。

 辛いもののメニューは「セセリのゆずこしょう」(680円)、「チーズタッカルビ」(700円)、「四川マーボー豆腐」(780円)、「ハラペーニョスパニッシュオムレツ」(880円)など15種類以上。こだわりの唐辛子は韓国産をブレンドして使っている。ドリンクメニューにもハバネロを漬け込んだ芋焼酎(500円)、チリビール(680円)など「辛口」を並べた。「世界で人気のピリ辛料理をそろえた。さまざまな種類の辛さを楽しんでほしい」

 辛くないフードメニューも用意。「牛筋煮込み」(580円)、「エビとトマトのアヒージョ」(700円)、「グリーンサラダ」(同)、「前菜3種盛り」(880円)などの定番のほか、日替わりメニューを提供する。生ビール560円、サワー類500円。

 店舗面積は約84平方メートル。テーブル5卓とカウンター5席で最大30人を収容できる。照明を落としたゆったりとした空間が広がり、板張りの床、木製のテーブルやカウンターなどに温もり感があふれる。「バーやカフェのような空間をイメージした。女性や若いカップルは居心地良い空間だと思う。深夜の憩いの場として利用してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は18時~翌3時。日曜定休。

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